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2025.07.24

メディカル物流現場にAMRを13台導入。600kgを超える商品もAMRで搬送可能。

安田倉庫株式会社

はじめに

安田倉庫株式会社様は、1919年(大正8年)の創立以来、首都圏・関西圏を中心に全国に拠点を展開し、お客様に最適なロジスティクスサービスを提供しています。特に医薬品・医療機器をはじめとするメディカル物流分野では、業界トップクラスの取扱実績を誇っています。

また2030年のあるべき姿を描いた「長期ビジョン2030」に基づき、「世界に誇れるYASDAブランドと革新的テクノロジーの融合で全てのステークホルダーの期待を超える企業グループ」を目指し、DX認定取得企業としての取り組みの一環として、今回AMRを導入されました。

AMR導入の背景について

----AMR導入について経緯を教えて頂けますか?

安田倉庫グループは、2030年のあるべき姿を描いた「長期ビジョン2030」に基づき、「世界に誇れるYASDAブランドと革新的テクノロジーの融合で全てのステークホルダーの期待を超える企業グループ」を目指しています。

その一環として、AI・ロボティクスなどの先進技術を活用した物流DXの推進および運営効率の向上を通じ、自動化ソリューションによる省人・省力化を積極的に進めています。

こうした取り組みの一環として、九州営業所のメディカル物流業務においては、重量物を中心としたケースピッキング作業及び長距離搬送に伴う、作業者の身体的負担が大きな課題となっておりました。これらの課題を解決するため、重量物対応AMRを導入し、ピッキング作業の効率化と搬送作業の自動化を実現いたしました。

また、本AMR導入を中心とするDX推進実証計画が高く評価され、本件は国土交通省の「物流施設におけるDX推進実証事業」に採択されました。

----RobowareのAMRを選んだ理由や決め手はありますか?

今回導入する現場では、搬送する商品が600kgを超える重量物だったため、国内メーカーのAMRで対応可能なものがなかなか見つからず選定に大変苦労しました。
Robowareには、重量物搬送に最適かつ世界的にも導入実績が豊富なForwardX社製のAMRを取り扱っていたので提案いただきました。対応可能であるハード面だけではなく、Robowareが提供しているソフトウェア「STREAM™」(※)で画面設計やAMR走行ルート・停止ポイントなど当社の要望を細かく汲み取り実装していただきスムーズに導入ができた点が決め手です。

(※)STREAM®™(ストリーム)は、Robowareが提供する独自ソフトウェア。既存のWMSとシームレスに連携ができたり、現場運用を最大化するソリューションです。

AMR「Max 1500-L Slim」導入ついて

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----AMR導入前の課題や解決したことはどんなことですか?

当営業所の周辺環境は、物流施設や商業施設の増加に加え労働人口の減少もあり、将来的な労働力確保に不安を感じています。加えて、当メディカル物流業務では、重量物の長距離搬送に伴う作業員の身体的負担が大きな課題となっていました。

一般的なAMRの導入には、通路幅の拡張やレイアウト変更が必要になるケースが多いことや、耐荷重面でも適した製品が見つからず、省人・省力化が難しい状況でした。
今回導入したForwardX社製AMR「Max 1500-L Slim」は、既存の倉庫レイアウトを大きく変えることなく、耐荷重の問題もクリアし、ケースピッキングを中心とした物流現場の効率化・自動化、労働環境改善に最適なソリューションだと実感しております。

----AMR導入の効果はどのように感じていますか?

従来はハンドリフトを用いて重量物搬送を行っていたのですが、やはり作業員への身体的負荷が大きな課題となっていました。
AMRを導入したことで作業員への身体的負荷が大幅に軽減されたことだけではなく、労働環境を改善することで作業効率の向上に繋がっています。

----新しい運用方法や教育への不安はなかったですか?

まったく新しいAMR導入することについては非常に不安を感じていました。しかし、Robowareのオンボーディングチームが現場の従業員に全体教育をしてくれたので現場に安心感を与えてくれて良かったです。経験豊富なRobowareチームが全体教育を行っていただいたおかげで、その後の私の個別教育もスムーズに行うことができました。従業員が新しいAMRの操作や新しい運用方法に早く慣れたと感じています。

今後の自動化展望について

----貴社内で進められている自動化戦略について教えてください

今回のAMR導入をモデルケースとして、当社の他社営業所にも積極的に展開したいと考えています。また、今回の取り組みを自動化推進の事例として広く発信することで物流業界全体の発展に努めてまいります。

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1. はじめに
課題
作業の効率化だけではなく、重量物を中心としたケースピッキング作業及び長距離搬送に伴う、作業者の身体的負担が大きな課題。
解決
600kgを超える商品も搬送可能にしてくれたことで、作業環境改善と省力化に成功しました。

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