
最終更新日:2026.03.11
公開日:2026.03.11
- #基礎知識
物流DX事例の紹介
はじめに
物流DX(デジタルトランスフォーメーション)は、AI、IoT、ロボット技術を活用し、物流現場の省人化、効率化、最適化を実現する取り組みです。具体的には、AI配車システム、トラックバース予約システム、物流ロボットの導入などが代表的な成功事例として挙げられています。
この記事では、国土交通省「物流・配送会社のための物流DX導入事例集」リーフレットにも掲載されている「倉庫ロボットで自動化」を中心に成功事例を紹介していきます。
参考:国土交通省「物流・配送会社のための物流DX導入事例集」
主な物流DXの施策
物流DXは、単に新しいツールや機器を導入するだけでは成功しません。ここでは、物流DXを成功させるための取り組み(施策)について紹介します。
倉庫管理システムは、入庫、保管、ピッキング、梱包、出荷、棚卸など、倉庫内の全業務をデジタル化・最適化するソフトウェアです。倉庫内作業の精度・効率向上を期待できます。倉庫内にある商品がリアルタイムに把握できるので、正確な作業の進捗管理も可能になります。
トラックの到着時間を事前に予約制にすることで、荷待ち時間やバースの混雑を緩和するシステムです。トラックドライバーの労働時間の上限と人手不足で、荷待ち時間の短縮は非常に重要な改善ポイントです。物流施設の効率化やコスト削減にも繋がります。
倉庫や工場内の物の搬送をロボットによって自動化する方法です。人が搬送する必要がなくなるので、その移動時間を作業時間に充てることができ効率化を図れます。また荷物を運ぶという重労働がなくなるので省力化もできます。
仕分け工程をロボットによって自動化をする方法です。一定のスピードを保ち高速で仕分けてくれるので、効率化を大きく見込めます。またヒューマンエラーによる仕分けミスを防ぐことも可能になります。立体型や平面型と様々な形状があります。
物流DX導入のメリット
物流業界は、多くの課題に直面している状況です。物流DXを実行することで、課題解決をするだけではなく、持続可能でより良い物流を構築できます。
メリット1:慢性的な人手不足の解消
物流業界の一番の課題は「慢性的な人手不足」です。時間がかかっていたものをデジタルでスピードアップをすれば少ない人数で質の高い業務が可能です。また作業工程を自動化するロボットや機器を導入すれば、人の代わりに素早く処理をしてくれるので省人化・省力化の効果が見込めます。
メリット2:労働環境の改善
メリット1と重複する部分がありますが、時間がかかっていた作業や重労働な工程をデジタル化や自動化で、省力化を見込めるので長く働けるような環境を作ることができます。
メリット3:コストの削減
これは、デジタル化や自動化によって人件費が削減できるだけではなく、AIやシステムなどの最先端のデータを活用することでミスが大幅に減少できます。このミスがなくなれば、ミスをしてしまった分の補償に追われることなく無駄なコストを削減できます。物流品質が向上すれば、コスト削減だけではなく利益拡大に繋がっていきます。
物流DXの導入事例
ここでは、実際に物流DXを実行して成功した事例をいくつか紹介していきます。
会社名:株式会社エイシン
業界:食品3PL

株式会社エイシン様は、九州を拠点に大手外食チェーン向けに業務用食品の保管・配送業務を行っています。納品のリードタイムが短く、高い物流品質を求められる食品物流現場では、倉庫内作業の効率化や自動化への関心が高まっています。ボイスピッキングと仕分けロボットを導入し、30%の時間短縮に成功しています。作業効率がよくなっただけではなく、従業員の方たちが生産性の話をするようになり、労働環境の士気も良くなった事例となっています。詳細はこちらのページで確認ができます。
会社名:佐川グローバルロジスティクス株式会社
業界:3PL

佐川グローバルロジスティクス様の東大阪の拠点では、仕分けロボットの導入で仕分け工程の効率化だけではなく、前後工程の効率化にも繋がった事例です。導入した仕分けロボットは「オムニソーター」というもので、トータルピッキングしてきたものをロボットが仕分けてくれるという仕組みです。従来、マルチピッキングを行っていた現場のためトータルピッキングに切り替えたことで、最大4件しかピッキングできなかったものを160件分のピッキングができることで大幅な改善ができています。詳細はこちらのページで確認ができます。
物流DXには補助金活用ができる
物流DXを導入するには、システム導入や設備投資を行うため大きなコストが必要です。物流業界は、国や自治体が力をいれて改善を図ろうとしているので数多くの補助金があります。これらの補助金をうまく活用して物流DXを成功させていきましょう。物流で活用できる最新の補助金一覧は、こちらにまとまっているのでブックマークしておくことをおすすめします。
物流DXは、人手不足によって効率化を図るためのものではなく、現場の安全性の向上や物流品質の向上にも繋がっていきます。自社の課題を明確にし、解決につながる施策やツール選定を行っていきましょう。
まとめ
「どこから始めたら良いのか分からない」 そんな悩みを多く寄せられています。Robowareは、複数の物流工程を自動化・効率化できるソリューションを複数展開しています。自社の課題を明確にしていく作業から、本当に効果が出るのかROIの試算なども丁寧に行っていきます。複数の自動化ベンダーと比較検討することをおすすめします。
Robowareでは、いつでも無料で相談を受け付けていて、資料のご案内だけでも可能です。無料のセミナーも毎週実施しているので情報収集にご参加いただければと思います。失敗しない物流DXをするには、様々な情報を取得しておくことが重要です。資料ダウンロード一覧はこちら。ご相談はこちらまで。

執筆者:Robowareマーケティングチーム
Robowareは、Gaussy株式会社が運営する物流ロボットサービスです。Gaussy株式会社は、2022年に三菱商事の物流開発部の事業がカーブアウトする形で新設された会社です。国内で検証済みのロボットをソフトウェア・カスタマーサクセスを三位一体で提供しています。ロボットを販売して終わりではなく、運用を最大化するための伴走できる体制が強みです。
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