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最終更新日:2025.12.01

公開日:2025.12.01

  • #基礎知識

小型の自動倉庫システム

はじめに

自動倉庫の導入を検討するときに課題となるのは「スペース」の問題。工場や倉庫の限られたスペースを有効活用できるのが「小型の自動倉庫」です。この記事では、省スペースで作業効率がアップする小型の自動倉庫について紹介していきます。

自動倉庫とは

自動倉庫は、ソフトウェアで生産を管理したり、ロボットや機械の導入で商品の入出庫や保管、ピッキング、仕分けなどの作業を自動化することです。

その自動倉庫といえば、大掛かりな工事や費用がかかるもの。といった先入観が強いソリューションですが、これまでのような大掛かりな設備投資の自動倉庫だけではなく、小型の自動倉庫も登場してきています。
それは、保管・ピッキング・搬送を自動化する棚搬送ロボットと言われるものです。既存のスペースに、必要な数だけを導入できるので省スペースで自動倉庫を導入したい事業者に導入が拡大しています。詳細は次の章で解説していきます。

小型の自動倉庫について

小型の自動倉庫とは、作業を部分的に自動化をする自動化ソリューションです。その中でも、棚搬送型ロボットと言われる搬送・保管・ピッキングを自動化するロボットの導入が日本国内でも拡大しています。下記の表をみても、システムの数量・国内市場金額が右肩上がりで推移しています。


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この棚搬送型ロボットと言われる小型の自動倉庫は、無人搬送車(AGV)の上に棚を載せて、作業者の手元まで商品を運ぶ自動化ソリューションです。
従来の作業では、作業者が倉庫じゅうをカートを持ち歩き回って商品を探す必要があったのですが、ピッキングに必要なものをロボットが運んでくれるので作業者負担が大幅に軽減できます。また探し回る時間もなくなるので効率化にも効果的です。

物流ロボットサービスを展開しているRobowareでは、Mushiny T6シリーズという棚搬送型ロボットを取り扱っています。

主な特長・メリットについて

・荷物のサイズが不問
小型の自動倉庫で課題となるのが、商品を格納するサイズが定型かつ小さいので保管できないものが出てきてしまう点です。Mushiny T6シリーズであれば、棚のサイズを自由に設計できるので小物〜長尺物までサイズ不問で格納ができて、保管効率アップにもつながります。

・システム連携がスムーズ
Roboware自社開発のソフトウェアをロボットと一緒に提供できるので、自社の既存ソフトウェアとスムーズに連携ができます。新たにシステム開発や改修が不要なので、システム費用を抑えられます。

・可搬重量が大きく省スペース
可搬重量が最大1,500kgと重量物も格納・搬送できるので、1つの棚で多くの商品を保管ができます。背の高い棚を使用しているので、デッドスペースになりがちな天井高をうまく活用できるので、平面に広がらず省スペースで活用できます。

・国内導入実績が豊富
製造業をはじめ多くの国内企業に導入実績があるので、国内の倉庫の特性を理解し、効果的な自動化の提案が可能です。


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小型の自動倉庫、活用事例

ここでは、棚搬送型ロボットを活用した事例を紹介していきます。住宅設備機器メーカー大手の株式会社LIXILでは、ユニットバス部材の保管、搬送、ピッキングの自動化のためにRobowareの棚搬送型ロボットを活用しています。労働人口が減少していくなかで、省人化をしながら保管・作業効率をあげるソリューションとして成果をあげています。

まとめ

物流の自動化は、大掛かりな設備投資だけではなく小さく始められるソリューションが出てきています。労働力は減少していく予測がされているので、少しずつ省人化して運用効率が落ちないソリューションを検討し始めることをおすすめします。Robowareでは、ベンダーフリーで最適なソリューションを提案する「Robowareコンシェルジュ」があります。相談は無料なので是非ご活用ください。

1. はじめに

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