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最終更新日:2025.11.10

公開日:2025.11.10

  • #レポート

低予算で始める仕分け自動化

はじめに

Robowareでは、物流自動化にまつわる無料オンラインセミナーを毎週実施しています。本記事では、【小さく始められる仕分け自動化のセミナー】についてレポートを公開します。セミナーの内容の一部をご紹介するので、更に詳しく知りたい方は是非セミナーにお申し込みください。
セミナー情報はこちらからご覧いただけます。

物流業界を取り巻く自動化の背景

日本国内では、超高齢化社会で生産労働人口が右肩下がりの人手不足が深刻な課題となっています。また、最低賃金の上昇による人件費高騰についても多くの企業が今後の対応に迫られています。これらをまとめて「2030年問題」とも呼ばれているのですが、この2030年には日本の人口の30%が65歳以上の高齢者が占めることになるのです。もうそう遠くはない未来のことなので、今から人手不足や人件費対策をする必要があります。
くわえて人手不足に関しては、物流業界だけではなく他の業種・業界でも同様の課題を抱えているので人材の奪い合いも起こり得ます。

◆参考情報
①2030年には644万人ほどの人手不足が発生する見通し
②2020年代に、最低賃金1,500円を政府目標としている
③2024年全国加重平均の最低賃金は1,055円

セミナー本編では、上記の内容を調査データやグラフを見せながら解説しています。

自動化が進まない理由は?

これだけ人手不足や自動化の話題が絶えないのに、なぜ物流の自動化が進まないのでしょうか?そこには様々な要因があります。もちろんコストがかかることなので「コスト」の壁は大きくあるのは事実です。しかし、実は多くの企業様と面談しているとこのコスト以外の部分も大きな壁となっていることがわかりました。ここの課題を理解しクリアすることが、導入検討企業様がよりプラスになる環境が構築できると考えています。

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セミナー本編では、実際にRobowareの実際の面談の結果やJILS(日本ロジスティクスシステム協会)様の調査データを紹介しながら「どこから自動化するのが良いのか」を解説しています。

立体型ソーターという選択肢

具体的な工程を例に自動化を推進するメリットを紹介していきます。この立体型ソーターというのは、「仕分け工程の自動化」を実現する物流ロボットです。 Robowareでは、オムニソーターを始め本体サイズや仕分けスピードに違いがある立体型ソーターを取り揃えています。

立体型ソーターのラインナップが増えたことで「違いがよくわからない」や「平面型ソーターと何が違うのか?」等の疑問をよくいただきます。
最近、取扱いを開始したのが「フラッシュソーター」です。中国のDAMON社が開発している立体型ソーターで、カスタマイズをせずに標準装備で、最大2,200pcs/時を仕分けられる能力が特徴です。
Robowareで導入実績の多いオムニソーターと比較するとカスタマイズ(柔軟性)が限られるので、本体価格はオムニソーターより安価に抑えることができます。大きな荷物などイレギュラーが少ない商材を扱っている企業様に最適なロボットです。

オムニソーター、フラッシュソーター以外にも更に小さくコンパクトなミニソーター2機種も2025年に新たに登場しています。

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ミニソーターで、できることとは

ミニソーターとは?
ミニソーターは、本体サイズが小さく設置面積を抑えることができるロボット。仕分けに必要十分な機能を持ちパッケージ化することで価格を最も抑えられたロボットです。2,000万円台で始める仕分け自動化は、このミニソーターを活用した自動化のことです。
ミニソーターだと仕分けられるものが少ないのでは?と懸念を持たれることがあるのですが、そんなことはございません。1時間に最大1,200pcsを仕分けられる能力を持つので、仕分け工程に4人以上の人員を充てている場合は、すぐに投資対効果が得られやすいロボットです。
DASやGASを導入するにも約3,000万円ほどかかるので、ロボットによる自動化が2,000万円台で開始できるのは、費用のインパクトはかなり大きいと感じられるかと思います。

セミナー本編では、実際の活用事例や工夫の方法などを動画で紹介しながら掘り下げて解説していきます。投資対効果の考え方や回収シミュレーションも交えてより具体性を持たせた内容です。

まとめ

本記事では、セミナー内容のほんの一部だけを紹介いたしました。定期的にセミナーの案内をセミナー一覧で公開しています。
仕分け以外の搬送・保管・ピッキングと様々な工程の自動化セミナーも実施しています。オンラインで無料で視聴できるので是非、情報収集にご活用いただけますと幸いです。

1. はじめに

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