最終更新日:2025.10.02
公開日:2025.10.02
- #基礎知識
長尺物の自動化ソリューションとは?【保管・搬送】
はじめに
パレット保管、ケースやバラ保管、様々な自動化ソリューションがありますが、長尺物の保管をどのように扱うかに悩んだことはないでしょうか?一般的な自動倉庫ソリューションは、決まったサイズ内に商材を格納していくのが一般的です。ここでは、どんな荷姿も保管し自動化できるソリューションを紹介していきます。
倉庫や工場で発生する長尺物保管について
一般的な自動倉庫ソリューションは、パレットの規格に合わせたサイズで保管することがほとんどです。だいたい1,200✕1,200mmで収まるようなサイズになります。しかし、製造業やメーカーではパレットにおさまらない長尺物を保管しなければならない場合も多くあります。自動倉庫の規格に合わないため、別のエリアで保管する等の対応が必要で保管やスペース効率を落としてしまうという結果になります。
長尺物を扱う時の課題
長尺物を保管する際には様々な方法があり、ラックに立て掛けたり、キャンチレバーラックのようなラックに格納します。どちらも保管スペースを圧迫してしまうのが大きな課題です。また出し入れにも工数がかかるので作業効率も落ちてしまうのもマイナスポイントです。
棚搬送型ロボットという解決策
パレット規格に合わせた自動倉庫のような大掛かりな工事がなくとも、自動保管できるソリューションが棚搬送型ロボットと言われるものです。一般的にはAGV・GTPロボットという名で呼ばれています。このロボットの特徴は、保管・搬送・ピッキングの効率を上げることができる自動化ソリューションです。
棚搬送型ロボットは以下のような特徴があります。メーカーによって更に特徴は異なってくるので様々なメーカーの棚搬送型ロボットを見てみることをおすすめします。
棚搬送型ロボット「Mushiny T6シリーズ」とは
Robowareが取り扱う棚搬送型ロボットの特徴は、長尺物OK・サイズ不問のフリーロケーションで保管が可能で、最大1.5tまでの重量物を保管・搬送が可能です。また、Robowareはロボットだけではなく生産管理システムとロボットのコントロールシステムを繋ぐソフトウェアを提供しているので大掛かりなソフトウェア開発や改修が不要な点も大きな特徴です。
保管・ピッキング・搬送の自動化ソリューションはたくさんありますが、スモールスタートできる点や保管できる商材サイズを限定しない点は、棚搬送型ロボットの大きなメリットです。既存の保管スペースを活用して自動化をご検討されている場合は、是非一度ご相談ください。国内で多くの導入実績があるRobowareが導入前から丁寧にサポートいたします。
Related Articles 関連記事