
最終更新日:2026.03.17
公開日:2026.03.17
- #基礎知識
物流仕分けの効率化をするには?手法やメリットを紹介
はじめに
物流倉庫などで行われる配送仕分けは、多くの荷物を正確かつ迅速にしなければなりません。効率化の方法やメリットを改めて理解を深め、倉庫内作業の負担を軽減し、物流品質を高めていきましょう。この記事では、配送仕分けの手法や効率化の方法について、詳しく解説します。
物流の配送仕分けとは?
物流倉庫で行われる配送仕分けとは、メーカーや物流センターなどの施設から、ほかの場所へ荷物を配送する際に行う荷物の仕分け作業のことを指します。
配送の仕分けは、メーカーから物流センター、物流センターから店舗や個人宅、などと様々な場合があります。これらはどの宛先であっても、定められたルールがありそれに従って正確に仕分けをしなければなりません。

■物流センターでの仕分け作業例
| 入庫仕分け | 仕入れ先や工場から届いた商品を在庫保管のために分類。商品のカテゴリーや保管方法(冷凍、冷蔵、常温)ごとに仕分けて倉庫内の保管場所を決定。 |
|---|---|
| 在庫補充仕分け | 商品在庫を最適化するためして、ピッキングしやすいように保管エリアを整理。 |
| 出庫仕分け | 顧客の注文に基づいて商品をピッキング後、配送先や配送エリアごとに仕分け。 |
仕分け作業の種類
配送仕分け作業には、大きく「手仕分け」と「自動仕分け」があります。これらは、並行して行うこともできます。
台車やフォークリフト、またはオリコンや段ボールに仕分けするものを手作業で仕分けを行う方法です。手作業で行うので、割れ物や液体といった丁寧な扱いが必要な場合の対応も問題なく仕分けることができます。しかし、その分作業時間と労力がかかり、作業者の負担が大きいというデメリットがあります。
ベルトコンベア式のソーターや仕分けロボットを使って、機械によって自動仕分けを行うことです。機械が一定のスピードで処理をしてくれるので作業効率が高く作業者の負担も軽減できるのがメリットです。手仕分けと比較すると、その機械が対応できるサイズや商材でしか仕分けられないので仕分けに少し制限が発生する場合があります。
仕分けを効率化する方法
仕分け作業を効率化する方法には、主に機械の導入や運用フローの見直しがあります。
立体型仕分けロボット(参考:オムニソーター)や小型のAGVが仕分けエリアを走行する平面型の仕分けロボットなどがあります。トータルピッキングしてきたものをこのロボットに受け渡すだけで、必要な宛先に自動で仕分けをしてくれます。スピードが速く、間違えずに仕分けをしてくれるので大幅な時間短縮による効率化が見込めます。
■自動仕分けシステム(ベルトコンベア式等)
ベルトコンベアが組み込まれた大型の自動仕分けシステムは、高速で正確な仕分けをしてくれるので、多品種大量の現場で高い効率化が見込まれます。
■デジタルアソートシステム(DAS)
一般的にDASと呼ばれる仕分け補助システムです。デジタルの表示器が、仕分け間口の前に置かれていて仕分け数を光らせてくれます。ハンズフリーで、ランプに従うだけなのでシンプルな運用が特徴です。リストに基づいた手作業と比較するとエラーも少なく効率的にできます。
■倉庫管理システム(WMS)
WMSは、倉庫内の一連の作業をリアルタイムに管理できるシステムです。倉庫内にある商品を瞬時にどこにあるかも把握できるようになります。アナログな管理ではなく、バーコードで管理するので、入力ミスといったヒューマンエラーを削減することができます。
上記は一例ですが、代表的な仕分け効率化をするための機械やシステムの紹介でした。このような機械を入れると、前後工程の運用フローが変わることがあります。
例えば、機械を入れる前は、作業者1人が宛先1つに対して必要なものをピッキング兼仕分けを行うシングルピッキングの運用があります。仕分けロボットを導入した場合、シングルピッキングではなくトータルピッキングをしてきてから仕分け作業に入ることになります。複数の宛先分を一気にピッキングしてくるので、ピッキング工程もあわせて効率化できる可能性もあります。
これらは1日の物量や宛先数によって変動しますので、何が最適かをシミュレーションしながら検討をしていきましょう。
まとめ
倉庫内作業で負担がかかっているのが、ピッキングと仕分け作業とよく言われます。現場の運用ルールの見直しで改善することはできますが、限界があるのが現実です。
人手不足や人件費高騰が加速している中で、いかに正確に早く仕分けて届けるかには機械やシステムの導入は欠かせません。しかし、機械の導入には当然コストがかかります。
自社の現場には、どんな機械を導入することが効率化に繋がるのか?複数のベンダーや機械を比較検討していきましょう。
またこのコストに関しては、物流業界の労働環境を改善するために国や自治体が補助金を公募していることが多々あります。このような制度をうまく活用して効率化を図っていくことも重要なポイントとなるでしょう。
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執筆者:Robowareマーケティングチーム
Robowareは、Gaussy株式会社が運営する物流ロボットサービスです。Gaussy株式会社は、2022年に三菱商事の物流開発部の事業がカーブアウトする形で新設された会社です。国内で検証済みのロボットをソフトウェア・カスタマーサクセスを三位一体で提供しています。ロボットを販売して終わりではなく、運用を最大化するための伴走できる体制が強みです。
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