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【新サービス】他社販売物流ロボットの運用保守委託サービスを提供開始
トラスコ中山様の物流センター「プラネット埼玉」「プラネット東北」で導入が決定
Gaussy株式会社が運営する倉庫ロボットサービスRoboware(ロボウェア)は、他社販売のロボットを対象とした運用保守委託サービスの提供を開始し、トラスコ中山株式会社様(本社:東京都港区、代表取締役社長:中山哲也)の物流センターで稼働する棚搬送型ロボットの運用保守を受託したことをお知らせいたします。

1. サービス提供の背景
人手不足の深刻化を背景に物流現場における業務効率改善の重要性が増す中、ロボットの導入拡大が進んでいます。物流現場でロボットが安定稼働するためには適切な運用保守が不可欠で、それを怠るとパフォーマンスや機器寿命の低下、故障や重大事故のリスクにつながるため、万全の体制が求められます。
しかしながら、ユーザー企業の中にロボットの専門知識を有する人材がいることは少なく、またロボットメーカーが提供するアフターサービスの内容に過不足を感じているエンドユーザーが散見され、加えて物流ロボットの多くが海外製のため、メーカーからの技術支援の壁や部品供給などのサプライチェーンの課題も顕在化しているという実態が浮かび上がってきました。
当社は2022年7月のサービス開始以来、国内60拠点以上の物流現場でロボットの導入から運用を支援し、自動化による効果の最大化に貢献してまいりました。これまでに培ってきたロボット活用に関する知識や経験、「物流を止めない」サポート体制やサプライチェーン構築といった当社のノウハウが、全国のロボット稼働現場の課題解決に寄与できると考え、メーカーや機種にとらわれない運用保守委託サービスの提供を開始するに至りました。
2. トラスコ中山「プラネット埼玉」「プラネット東北」での導入について
トラスコ中山株式会社様は、モノづくり現場に必要なプロツール(工場用副資材)を「必要な時」に「必要なモノ」を「必要なだけ」お届けできるよう、全国28か所の物流センターに約61万アイテムの在庫を保有し、利便性の高い調達サービスを提供しています。

同社の物流センターは、倉庫ロボットをはじめとした最先端の物流機器を複数種導入しており、その安定稼働がサービス品質に直結するため、機器の保守メンテナンスが大変重要な役割を担っています。重大な故障を未然に防ぎ、故障が発生した場合には迅速に対応することはもちろん、ハードウェアとソフトウェア両面における適切な運用サポートが高いレベルで求められていました。
こうした状況の中、豊富な知識と経験を持つ当社のカスタマーサポート体制に関心をお持ちいただき、同社最大の物流センター「プラネット埼玉」(埼玉県幸手市)ならびに「プラネット東北」(宮城県仙台市)において、この度の運用保守委託サービスを導入いただくこととなりました。

3.《 Roboware 運用保守委託サービス 》の概要
物流ロボットのメーカーを問わず、運用・点検・修理・部品交換・緊急対応・改善提案までをトータルに支援する運用保守専門サービスです。豊富な知識と経験を持つ当社エンジニアが、パフォーマンス向上と安定稼働をサポートします。また、保守を通じて得た稼働データや現場課題をもとに最適な自動化ソリューションの提案を行い、物流業務の効率化と生産性向上に貢献してまいります。
①本サービスの主な特長
・スピード対応
最大24時間365日のコールセンターによるリモート対応でトラブル時の復旧を迅速化。
・柔軟な契約プラン
定期点検から緊急対応まで、必要な範囲に応じてカスタマイズ可能。
・予防保全
稼働データの収集・分析により改善提案等を実施。
・全国対応
当社ネットワークを活かし、全国での保守対応が可能。
②想定顧客
・ロボットを導入済みで、保守内容を見直したいユーザー企業
・複数メーカーを併用しており、窓口を一本化したいユーザー企業
・中古ロボットを導入したユーザー企業(メーカー保守対象外)
・国内での保守業務をアウトソースしたいロボットメーカーおよび販売代理店
③サービス一覧

お問い合わせ・お申し込み
【 Roboware 運用保守委託サービス 】
https://roboware.ai/document/rw_maintenance_service
【Roboware お問い合わせフォーム】
https://roboware.ai/contact
