Ranger GTPを開発するGreyOrange社がIKEA社との取り組みに関して表彰されました

RobowareのパートナーであるGreyOrange 社が2021年11月8日にロンドンで開催されたサプライチェーンエクセレンスアワードに於いて、IKEA社との取り組みに関して「ロボットのベストユース賞」を受賞しました。

SCEA 2021 Winner – ‘Best use of Robotics’:: GreyOrange with IKEA

以下、日本語要約（一部抜粋）
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■ IKEA社が持っていた課題
IKEAの顧客は、オンラインでも店舗でも、できるだけ早く便利に商品を受け取りたいと考えています。一方で、受注から発送までの迅速化には、従業員や環境への負担等の課題がありました。
そこで同社は、手頃な価格で迅速且つ正確に注文を処理することにより、顧客に優れたショッピング体験を提供し続けながらも、これらの課題を解決する方法を模索していました。

■ 棚型搬送ロボット Ranger GTPの導入によって解決
IKEAはAIと機械学習の自動化スペシャリストであるGreyOrange社のロボットを利用して、受注から発送までを最適化し、運用を変革しました。 GreyOrange社のソフトウェアは顧客からの注文を分析し、最も効率良くロボットを作業者まで動かします。
その結果、売上、収益性、スペース効率、資産効率、ピッキング精度、受注から発送までのスピードが向上し、労働環境も改善されました。

■審査委員のコメント
コロナ禍の来店客数減少やEコマースの成長により、店舗は変革を迫られていました。IKEA社のフィンランド支店のROIはマイナス基調でしたが、Grey Orange社の倉庫ロボットを導入後、黒字化を果たしました。
今回、倉庫ロボットとAIテクノロジーを活用し、既存店舗内でフルフィルメント機能を提供する革新的なソリューションを提供したことがGreyOrange社の受賞の理由となりました。