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【セミナーレポート】アメリカ現地CEOが倉庫ロボットの潮流を語る!GreyOrange社登壇

# レポート
# GreyOrange
2021-12-10
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Robowareは、2021年9月30日に「Ranger GTP」などを開発するインドのGreyOrange社を迎えて、オンラインセミナー「アメリカ現地CEOが倉庫ロボットの潮流を語る 〜今、世界で注目のフルフィルメントセンターの最新動向とは〜」を開催しました。
当日のセミナー内容をレポート形式でお届けします。

セミナー開催の背景

三菱商事の倉庫ロボットサービス「Roboware」パートナーであるGreyOrange社は、インドからアメリカに拠点を移し、多種多様な物流事業者にロボットを導入しています。

そこで今回は、アメリカにおけるロボットの活用事例や、マイクロフルフィルメントセンターの現状、日本における今後の製品リリース予定などについてお話を伺いました。

GreyOrange社について

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当社はAIとロボティクスを活用し、次世代の倉庫オペレーションやECフルフィルメントを実現するグローバル企業です。主要なマーケットはアメリカ、ラテンアメリカ、日本、韓国などで、日本では約4~5年ほど前から三菱商事とパートナーを組んでいます。
現在は売上の約70%以上が北米です。5,000台以上のロボットが導入され、当社のプラットフォームで管理しています。

アメリカの最新トレンド:倉庫ロボットの本格普及が始まった!

本日は2つの導入事例を通じて、アメリカでどのように倉庫ロボットが活用されているのかご紹介します。

事例1:フォークリフト数 75%削減

まず、南米の大手ホームセンターの事例をご紹介します。

さまざまな商品を扱うこの倉庫では、Ranger ILというパレット搬送ロボットが導入されています。どこにパレットを置くべきかシステムが判断し、最も効率的な近くのロボットを呼び出し、パレットを搬送します。搬送時、ロボットは既定の安全性基準に従って適切なスピードで動き、人が入れないエリアでは加速します。また、この拠点には狭い通路があり、ロボットを使って自動搬送すべきか、人手によるマニュアル搬送が良いかも、システムがリアルタイムに判断しています。この顧客の例では、Ranger ILの導入によりフォークリフトの数を75%減らすことができ、人もロボットも共存して働く高度なフルフィルメントが実現されています。

GreyOrangeのビジョンは、全てのフルフィルメント工程をサポートすることです。倉庫によっては、かなり自動化が進んでいるところもあれば、まだ自動化を始めたばかりのところもあり、GreyMatterはそういった自動化をスムーズに進めるお手伝いをすることができます。

事例2:卸・小売・EC需要に対応

次の事例をご紹介します。
北米にある大手アパレル企業の物流施設では、世界的に有名なファッションブランドのアイテムを取り扱っています。卸・小売・ECの3つ機能をロサンゼルスの一つの拠点で果たしており、西海岸全体をカバーしています。オムニチャネルの倉庫で、20万個以上の商品を出荷しています。

新型コロナウイルスの影響でEC需要が増え、これまでは出荷全体の30~40%でしたが、80%に大幅に増加しました。卸・小売・ECの在庫を切り替えるわけではなく、同じ在庫で対応できるため、非常に柔軟性に富んだ運用がができる事例です。

通販の新たなカタチ:マイクロフィルメントセンター(MFC)とは?

コロナ禍によってお客様の期待値が一気に10年分進んだ

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新型コロナウイルスの影響によって、どの市場も大きな変化に晒されましたが、特にECは大きな需要の高まりがありました。

特に実店舗での購入と同じように「ECで購入した荷物を当日中に受け取りたい」という要望です。さらに店舗利用者が減少したことで「店舗の利益率をどのように確保できるか」という課題も発生します。

新型コロナウイルスの影響でEC需要が激増した結果、一気にユーザーの期待値が10年進んだと言われています。そのため、サプライチェーンや人手のインフラ不足に陥っているのです。

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リテーラー(小売事業者)としては顧客満足度とオペレーションのバランスを取った戦略を練る必要があり、サプライチェーンにも柔軟性が求められます。加えてECの短期実現が第一優先となり、利益率が考慮されない状況は当然望ましくありません。

こういった背景から、マイクロフルフィルメントセンター(以下、MFC)は顧客満足度・オペレーションの自由度・利益率のバランスを取るべく活用されています。

小売とフルフィルメントセンターをオムニチャネルで融合させるためには

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ここで、MFCがどのように運用されているのかを見ていきます。
MFCは革新的なソリューションで、商品の出荷場所と消費者の距離を近づけることで、小売業界がオムニチャネル戦略を加速させることができる革新的なソリューションです。

Ranger TTPを活用したMFCソリューション

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Ranger TTPは荷物の格納をするためのロボットで、主に食品業界やファッション業界などで活用されています。MFCにおいて在庫補充は大きな課題です。もともと十分な格納スペースが用意されていない中、時間と場所を有効活用しながら在庫の出入りが激しい環境でどのように在庫補充するかということは非常に重要な課題です。

ピッキングした商品はロッカーに直接入れられ、フロントエンドでは取りに来た顧客がロッカーを見つけ受け取ることができるロッカーをライブロッカーといいます。顧客が対面するのはロッカーですがその背後にあるのはMFCであり、それがリアルタイムに運行しています。

新モデルを本邦リリース

2021年秋、Robowareと日本市場に共に2つの製品をリリースしますのでおしらせします。

Ranger GTP 3.0

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1つめの大きなリリースは、棚搬送型ロボット「Ranger GTP 3.0」の登場です。
Ranger GTP3.0は、高スループット、信頼性、互換性を全て備えており、RaaS(Robot as a Service) 向けに一から開発したものです。ロボットはモジュラー化されており、追加すればするだけ機能が増えます。従来のロボットよりも早く動き、ソフトウェアやファームウェアのアップデートも自動で行われます。Ranger GTP 3.0の日本での本番稼働は来年2022年早々を予定しており、非常に楽しみにしています。

Ranger IL

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2つ目のリリースは、パレット搬送型ロボットの「Ranger IL」です。ILは「Intra Logistics」の略称で、さまざまなアタッチメントが取り付けでき、ドックから保管場所、保管場所からピッキングエリアに貨物を移動します。Ranger ILは既に世界の非常に厳しい環境下で稼働しており、日本に投入されることを嬉しく思っています。

Robowareとの提携を強化

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GreyOrangeとRobowareは、日本市場へのRaaSモデル展開を促進していきます。RaaSというのはリースと混同されやすいのですが、リースよりもっと進んだ、もっと高度な仕組みです。ロボットがより早くより良くピックアップをし続けるためのサービスであり、従来は、ロボットを購入するお客様も多数いらっしゃいましたが、今はRaaSの方がメリットも多いと感じていただいています。

■参考:Ranger GTPについては下記のウェブサイト・動画をご覧ください
【ロボット詳細】棚搬送ロボット RangerGTP https://roboware.ai/robot/ranger-gtp/
【資料】 3分でわかる!Robowareサービス紹介資料 https://roboware.ai/whitepaper/3min-paper/


Roboware を…

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