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福岡吉田海運様 x Omni Sorter

# 倉庫業
# 作業時間の短縮
# 仕上げ精度向上
福岡吉田海運株式会社
2022-05-10
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課題
3PL事業を展開する物流センターの将来にわたる競争力を確保するため、仕分け工程への次世代システム導入により省力・自動化をさらに進化させること
解決
食品スーパー向け商品の店舗別仕分けの自動化により仕分け作業時間を従来の3分の1に短縮するとともに、仕分け精度向上で顧客からも高い評価を獲得

近い将来にモノが運べなくなる可能性、いわゆる「物流危機」の到来が危惧されていますが、その要因はトラックドライバー不足だけではなく、物流センター内の作業者不足にもあるとされています。近年は、物流分野におけるこうした人手不足を補う施策として省力・自動化設備あるいはITシステムを積極的に導入する動きが出てきいますが、業種業態あるいは物流センターの規模や取扱量などの違いによりその進捗度はまだら模様であると言えます。

そのような中、3PL事業者としての生産性向上とサービス品質向上を追求し、さらに競争力を高めるという「攻める設備投資」を実行されているのが福岡吉田海運様です。具体的には、弊社がRobowareサービスで提供している立体型仕分けロボット「Omni Sorter」を小郡物流センターに導入され、小売店向け商品の店舗別仕分け作業の省力・自動化で成果を挙げられています。

そこで今回は、同社 営業本部 部長 兼 福岡吉田海運株式会社 物流事業部 部長の安井豪志様に「Omni Sorter」導入の背景・経緯をはじめや導入効果、今後のご計画などについてお話を伺いました。

「Omni Sorter」導入拠点である小郡物流センターとは

食品に特化した3温度帯対応の物流拠点

吉田海運様は1919年(大正8年)に創業された陸運業主体の物流企業で、100年以上の歴史を持っています。創業当初は長崎県佐世保市の離島への海上輸送を担う海運事業に携わってきましたが、離島をつなぐ橋梁工事の進展に伴って陸運業にシフトし、現在は重量物から青果物や加工食品など幅広い荷物を保管・輸送する総合物流事業を展開しています。

「Omni Sorter」を導入した小郡物流センターは、食品に特化した3PLサービスのための物流拠点で、2020年8月から稼働しています。施設規模は、敷地面積が1万1,231.88㎡で、倉庫延床面積が7,207.06㎡。九州最大との呼び声の高い4,500パレットの保管能力を持つ冷凍自動倉庫が据え付けられており、3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)物流に対応しています。

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※小郡物流センター

「Omni Sorter」導入前に直面していた課題

出荷時のピッキング・仕分け作業の生産性向上が競争力強化の核心

本日はお忙しい中、大変にありがとうございます。まずは小郡物流センターにおける「Omni Sorter」導入前の課題について伺いたいと思います。

安井様:小郡物流センターはおかげさまで稼働当初から人手不足の状況にはありませんが、今後のさらなる事業拡大に備え、現状の人員でより多くの仕事量に対応できるよう業務の省力・自動化を進め、生産性向上を図っていく必要があると考えていました。小郡物流センターで保管・輸送する食品はアイテム数が配送先も多く、賞味期限管理や温度帯管理などの煩雑な対応が必須であることから、特に出荷時のピッキングならびに仕分け作業の生産性向上が小郡物流センター全体の競争力強化の核心であることは明らかでした。

以前は音声仕分システム導入でピッキング作業を省力化

小郡物流センターの競争力強化の核心は、出荷時のピッキングならびに仕分け作業の生産性向上であるということですが、「Omni Sorter」導入前にはどのようなお取り組みがあったのでしょうか。

安井様: 弊社別拠点では、音声仕分けシステムを65台導入し、6間口でピッキングの省力化を図りました。ピッキングの人手はある程度確保できていましたので、その人数でできる限り効率的に作業を進められるようにしたわけです。

「Omni Sorter」導入の経緯と現在の運用

物流展で出会い、競争力強化のために欠かせない次世代システムと確信

「Omni Sorter」導入の経緯についてお聞かせください。

安井様:音声仕分けシステムの導入でピッキングの効率化を図りましたが、今後の事業拡大を考えると競争力強化の取り組みとしてまだ不十分であり、システムそれ自体の陳腐化も感じました。音声仕分けシステムの活用は、6間口程度の摘み取り方式(シングルピッキング)の効率化には適しますが、ピッカーの歩行距離が長く、移動時間もかかるという課題が残ります。また、小郡物流センターで扱う食品はBtoBでの取引で1回の輸送量が多く、ある程度決まった配送先への輸送となるため、種まき方式(トータルピッキング)の方が向いているのですが、音声仕分けシステムはその効率化には適さないと考えました。

こうした課題を乗り越え、将来にわたる競争力を確保するため、仕分け作業も含めた省力・自動化を実現できる次世代システムを探すことにしたのです。そして、情報収集を進める中、国際物流総合展で「Omni Sorter」に出会いました。機能性や処理能力、装置のサイズ感などが私たちの求めていたイメージにぴったりで、次に導入するシステムはこれしかないと思いました。

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※食品スーパー向け商品の店舗別仕分けで稼働する「Omni Sorter」

トータルピッキングされた商品の店舗別仕分けで運用

小郡物流センターでは「Omni Sorter」をどのように運用されているのでしょうか。

安井様:「Omni Sorter」は、出荷オーダーに対してトータルピッキングされた食品スーパー向け商品の店舗別仕分けで使用しています。機械能力は1,800pcs/hですが、現状は1,500pcs/hで運用しています。仕分けは1ピース単位で行っていますが、2ピース1セットあるいは3ピース1セットというように同じ商品を複数個しばりで取りまとめた単位を設定し、その単位ごとの商品コードを発行して管理・運用すれば、さらに生産性を引き上げることは可能であり、「Omni Sorter」の運用上のポテンシャルは高いと考えています。

「Omni Sorter」導入の効果と今後の展望

仕分け作業時間が従来の3分の1(1時間)に短縮

「Omni Sorter」の導入効果についてお聞かせください。

安井様:スーパー向け商品の仕分け作業にはセットアップも含め3時間ほどかかっていましたが、「Omni Sorter」導入後は1時間ほどに短縮することができました。仕分け精度も高く、お客様からも高く評価していただいています。作業時間短縮により生み出された約2時間は別の仕事に振り向けられますので、今後の取り組み次第では「Omni Sorter」導入効果をさらに膨らませることができます。その意味で「Omni Sorter」は“育て甲斐のあるシステム”であると表現できるかと思います。

須恵第2物流センターでも「Omni Sorter」導入へ

設備投資やシステム運用など今後の展望についてお聞かせください。

安井様:「Omni Sorter」の運用は、第1フェーズである食品スーパー向け商品の店舗別仕分けで大幅な効率化を達成することができましたので、第2フェーズである加工食品メーカー商品の配送先別仕分けでの運用にも着手いたします。同時に第3フェーズである夜間での食品スーパー向け商品の店舗別仕分けでの運用準備も進めてまいります。こうした取組と平行し、須恵第2物流センターの方でも当社2台目となる「Omni Sorter」の導入準備を進めております。また、ジャムや調味食品などガラスびん入り商品の割れ物対策がクリアされれば、当社として3台目の導入も検討する予定です。

5年後、グループ物流事業で売上高100億円を目指す

まさに「攻める設備」ですね。福岡吉田海運様の凄い勢いを感じます。

安井様:ありがとうございます。現状に満足することなく、積極的な設備投資で事業を成長させてまいります。当社グループ物流事業の売上高は現在約50億円ですが、こうした一連の取り組みを成功に導き、5年後には100億円を達成したいと考えています。

弊社も福岡吉田海運様の目標達成に貢献できるよう、今後も省力・自動化の様々なご提案させていただければと存じます。本日はありがとうございました!


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日本トータルテレマーケティング様 x Omni Sorter
日本トータルテレマーケティング株式会社
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